by decolleter
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遅いスタートでしたが、ものすごい勢いでキノコが出て来ております。
いつも見ないようなのや、いつもは少ししか出て来ないようなのがざくざく。良い年なんだ! サクラシメジ、 何年か前に一回大発生したけど、その後はぽつぽつ。 それがこんな感じ。こうやって列を作って、山を登って行くので「ミネコシ」と呼ばれる。でかいし、しっかりしてるし、色もきれいなんだけど、お味の方は...ちょと残念。 料理するとあのきれいなワインレッドが消えて白っぽくなっちゃうのもあーあな感じ。 サクラシメジと一緒にかごに入っているのはクリフウセンタケ。 これはおいしい。最高かも。 いつもほんの少ししかとれなくて、大事に大事に食べるのに、 今年はあっちこっちに群れが...! で、サクラシメジは前の当たり年に初めて食べましたが、なんかあまりおいしくなかった記憶が。 煮るかなんかして食べたんでしょうが、味も香りもなくちょっと筋っぽかったような。 なにかおいしい食べ方があるはずだ。と、探してみましたら、油系、揚げ物とか炒め物がいい。と。 そこで、フライにした数日前の写真。 確かに、これはおいしかった。 これといって味も香りもないんですが、たとえば、シイタケのフライのあのシイタケくささがまるきりなくなって、もうちょっとねっとりしたような感じかな? お弁当のおかずとかにも普通にいけそうです。 そこで、いろんなキノコを食べ比べんと、とりあえず今日は天ぷら対決させてみました〜 上段真ん中から時計回りに、クリフウセン、アカモミ、ハツ、サクラ、ベニハナイグチ、ショウゲンジ。です。 おいしさの順番もほぼこの通りになりました。 下位三種類は4位が三個って感じかな。甲乙付けがたい。 まずいっ!っていうのはありませんでした。 どれもおいしかった。 一位はクリフウセン。歯ごたえも良し。そして味が濃いです。旨味がたっぷり。 二位はアカモミタケ。あまり量採れたことがなかったので、いろんな種類のキノコと一緒のパスタ、というのが今までのパターンでしたが、今年は主役をはれるほどたくさんある。 初めての天ぷらです。ぽそぽそするかと思いきや。身は柔らかくなり、旨味が濃い。 三位ハツタケは旨味がアカモミよりちょっと足りない感じ。食感がやわやわすぎでしたが、これはもとのキノコが古びてきてたのかも。若いので試してみたい。 アカモミとハツタケは傷のところとか恐ろしいような青緑色(緑青みたいな)になりますが、それは加熱すると消えます。 そして四位の方々。 サクラシメジはフライはあんなにおいしかったのになー。ちょっと筋っぽさを感じました。 これも若い菌でためしてみると違うかも。 ベニハナイグチは味も香りもなく、イクチ特有のしゃきしゃきした食感が残るのみ。 ショウゲンジは可もなく不可もなく。まあ、これがこいつの持ち味だから。 さすがにキノコだけじゃ自分が可哀想なので、シソとかピーマンとかエビとかも天ぷらしました。 インゲンの筏と、ミョウガ、おいしかった。 しかし、なによりやっぱナンバー1は〜エビですかね。
by decolleter
| 2010-10-08 02:55
| 山
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